2009年10月1日木曜日

Challenge, Change and Crazy

外資系勤めが長いため、外資特有の英語の使いまわしに影響されることも多い。なんだかかぶれているようで嫌なことも多いが、その馬鹿みたいな前向きさ加減に良くも悪くも影響される。帰国子女でもないし、海外で教育を受けたことがあるわけでもないので、それが外資特有なのか、それともネイティブが使う英語がそういうものなのか、本当はわからなかったりするのだが、とりあえず私にとっての外国は外資なので、ここでは外資特有という言い方をさせてもらった。

Challengeという英語もそんな外資経験の中で影響されて良く使うようになった言葉だ。ProblemsやIssuesというように、対応しなければいけない問題がある場合でも、極力ProblemsやIssuesを使わない。Challenges、すなわち「課題」という言い方をする。ProblemsやIssuesは、だまってその場にとまっている状態でも発生するような、本当に「問題」としか言えない場合には適切だが、常に正方向への変化を試みた状態の中で発生するものは「Challenges(課題)」だ。自分から動くことで初めて見える対応しなければいけないもの。それが「Challenge(課題)」。

今までいくつもの選択をした。今考えると、その後の人生を左右するような決断だったものもある。これだけ生きてきているのだから、そんな機会がないほうが珍しい。

選択するという正方向への変化。ChangeとChallenge。

良く知る人ほど、その選択は良くないと言うかもしれない。人によってはCrazyという人もいるだろう。僕の好きな言葉をそんな人には聞かせてあげたい。

"So what? It's my life!"

これは映画「コンタクト (Contact)」の中で主人公の女性天文学者 (Judy Fosterが演じる) が言うセリフだ。地球外生命体を探すプロジェクトに優秀な天文学者である彼女が自分のキャリアを犠牲にしてまで携わることを懸念した上司が忠告したのに対して、彼女が発したのがこのセリフだ。

「それがどうしたの? 私の人生だ」と。

そう。これが僕の人生だ。

コンタクト 特別版 [DVD]