2008年12月14日日曜日

ミステリー

ミステリーってほとんど読まない。いや、昔は読んだ。相変わらず古臭い話ばかりで恐縮だが、松本清張や森村誠一、アガサクリスティなどを学生時代は良く読んだ。ミステリー小説と推理小説の違いさえきちんと説明できないので、もしかしたらミステリーじゃないよとか言われるかもしれないし、松本清張はミステリー小説家/推理小説家の領域を超えていると思うが、彼の代表作はほとんど読んだ。だが、彼に限らず、いわゆるミステリー作家と呼ばれている人の作品を、少なくとも、ここ10年間は読んでいない。理由は特に無い。と思う。

ダカーポ特別編集 今年最高の本 2008とかダ・ヴィンチ 2009年 01月号を読んでみて、今年は多くのミステリーの傑作/秀作があったらしいことがわかる。来年にかけて読んでみようかと考えるのは以下のミステリ―。

新世界より 上
新世界より 上

新世界より 下
新世界より 下

黒百合
黒百合

完全恋愛
完全恋愛

この中でも、特に新世界より 上/新世界より 下は多くの評論家/批評家から最大限の賛辞を浴びている。1,000年後の日本を描いたものらしいが、緻密に積み重ねられたらしい、詳細にいたるまでの描画を是非味わってみたい。

黒百合完全恋愛は恋愛小説としても面白そう。特に、後者は別のペンネームで有名な作家が書いているらしく、それもストーリーと関係あるとか。

読んだことがある人もいると思うが、私が読むまで、ネタをばらさないように。