2007年7月25日水曜日

もしも義経にケータイがあったなら

知っている人は知っていると思うが、私は義経の大ファンだ。もちろん大河ドラマはすべて見た。常盤御前が幼い牛若を鞍馬に預けに行くシーンや壇ノ浦の決戦の回はビデオに撮ってあり、今でもたまに見ている。

もしも義経にケータイがあったなら
鈴木 輝一郎
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義経のことを書いた書籍はたくさんある(そのうちかなりの割合を私は買っていると思う)が、この本はその中でもちょっと異色の一冊だ。義経や頼朝といった武将や後白河法皇などの行動を現代の人事や経営戦略のケーススタディとして取り上げている。ランチェスター戦略の観点から義経の奇策と呼ばれた戦を分析したり、梶原景時との抗争を社内における派閥争いになぞらえてみたり。

判官びいきという言葉があるように、日本人はみな義経が好きだ(と言い切ってみる)。

義経の時代の歴史を振り返りながら、ビジネスの常識(といわれているもの)を知るのも良いだろう。